ディプロマ?認定証?資格大好き!?
世の中には、きちんと知識や技術を身につけたことを証明する 国家資格 があります。
国家資格は、思ってる以上に沢山あって、それらはどれも社会を支えるのに必要な仕事です。
私も美容師ですが、昔はオシャレさんがなる事はそんなになくて(オシャレさんゴメン)、中卒で手に職つけたいとか、親から引き継ぐためとか、そういった理由もあったので、
"さぞかし余裕で取れる資格"
そんな風にタカをくくっておりました。笑
しかし、教科書の範囲の広さを知ると、マジでこれを全部頭に入れるならメッチャ大変じゃないのか?とおののく程度にはお勉強も要求されます。
でもちょっとビビりすぎたようで、普通くらい学力あれば大丈夫です。
人間に対して刃物を使い、薬剤も使うので、それなりにって感じですね。
ちなみに肌に刃物を当てられるのは、医師と理容師だけって聞きました。
そのため、美容師より理容師の方が教科が多いんですよー。
と、話がずれましたね。
要は、それなりにお勉強や練習しないと、簡単そうに思っているものでも国家資格は取れないよって事です。
この国家資格以外に、独自にディプロマ、卒業証明書、資格認定証なんかを発行している団体、個人なんかがたーくさんあります!
ちゃんと一定時間、カリキュラムを組んでスクールに通い試験を受けてもらうもの。
講座を受けるともらえるもの。
お金を払って施術を受けるともらえるもの。
なんか知らんけど、みたいなものまで本当に世に溢れています。
いずれ国家資格になるんじゃ無いかな?と言うものはいいとして…
なんか知らんけどの殆どは、ねずみ講じゃないのか??と思うような、お金でそれを買えるシステムです。
言ったもの勝ち。
早くやったもの勝ち。
それが現状だったりします。
もちろん、資格を持つ事や勉強する事自体は否定しません。
逆に、資格認定証的なものを持って、まるで武器を持ったような気持ちになってしまい、自分本体の方を見失ってないか?そちらが問題といえば問題です。
凄そうな人と一緒にいるから自分も凄いのか?
高価なもの身につけてるから自分は高貴なのか?
医師だから、人間性も素晴らしいのか?
資格ないから、自分はしょーもないのか?
お金も、資格も、認定証も、おでこに貼り付けて歩くわけじゃなし。
見た目で感じるとしたら、溢れる人間性とか、人としての清潔感だよなーと思うんですよ。
ブレないで、自分のできないところと、実はできるぞってところをキッチリ見極めて、認めて、そうしたら何処にでもシャキッと自信持って出ていけるよ。