人生はSASUKE
人生はよく階段に例えられるけど、私も時々そんな風に思う。
たとえば運よく何か目指したいことに出会って、それに向かって歩いているとして。
1つ1つ、何かをクリアして進んでいる。
もう目指したものが手の先にある時の階段の最後の一段が、壁のように高い。
そりゃあもう恐怖とか、諦めを感じるくらいに高い。
SASUKEっていうTV番組みたいだなと思う。
障害物をクリアしていく。
最初は簡単そうなものから。
だけどほんの些細なことで、鍛え上げられた人があっさり脱落したりもする。
最初からクリアできる実力がなさそうな人が、行けるところまで!!と挑んだり。
そうして最後の最後まで来たところで、前人未到の難関が待っている。
出来っこないと思わせる障害物を、気合いで乗り越えようとするか、予想される動きを鍛え抜いてきた者もいれば、迷いなく飛び込む者もいる。
あとほんの1秒で、手を伸ばせば届くのに、時間制限の壁に阻まれたりもする。
壁は目に見えるものだけではない、と思い知っても遅かったりする。
次回チャレンジは、また1から…
と思ったら甘い。
障害物は進化していく。
予習が効かないこともある。
仕組み自体がリニューアルするから、実質マイナスからのスタートだ。
挑むかどうかも、自分次第だ。
人生の階段も、最後の階段が1番厄介で、怖くて、失敗すればスタート地点よりも前に引き戻されるかもしれない。
それでも、
それでもチャレンジしなければ、見られない景色ばかりが広がっている。
そしてゴールすることもない。
"あそこに行く"と決めて、行動したものだけがたどり着く権利を持っている。
ホント、人生はSASUKEだなと思う。
先ずはエントリー。
後は進むだけ。