自分のことはアホほどわからない
よく、あなたの強みは何かとかいう話になる。
ついつい、人と違うところに注目する。
人のできないことができるとか、資格だとか。
でも1番の強みであると普通なら言いそうな資格について、私はもうそれをする気はない。
じゃあ人がやってなさそうなこと…
占いとか?そういうの喜ばれるし、頼まれるし、もしも商売にするなら手っ取り早そうに思う。
でも私はそれをして生活の糧を得ることをしたくない。
生活費がいくら必要だから、からの逆算はもういい。やりたくない。
身近な人のお願いくらい、聞いてあげられる自分であると思いたい。
私にはそれ以外に特に特別な何かはない。
……と思っていた。
けれど今私は、今まで渡り歩いた色々なことを集約したように、一つの点に向かって進んでいる。
違和感は感じない。
それは1番私には合わないと思っていた、商売するということ。
そして教育(育児)する場を作るという事。
この2つは生きてる間やり続けるのかもしれないと感じていて、今までの自分への認識はするだけ無駄な作業だったと思う。
自分探しは考える事には意味はあるかもしれないけど、たどり着く確率はほぼ無い。
それをやるなら、歩きながらにしたらいい。
人生は有限だからね。
学生時代に食指が動き次第飛びついていたアルバイトも、資格取ったのにあっさりやめてさまよった就職時代も、今は私の血肉になっていたらしい。
むしろ、私を形作るメインかも?
誰かと話していると、
それ、普通じゃ無いから。
とか、
それって最早コンテンツじゃん?
とか言われる。
え、そんなもん?と思うが、そうなんだな。
どんな人の、つまらなくてくだらない、と思っている人生や日常でも、そこにこそ自分自身が潜んでいるってわけだ。
だから、アラフィフにして仕事きっかけで身につけた
アニメ系マニアック知識とか、
スピ系怒涛のあれこれとか、
小売系手腕のあれこれとか、
美容師系やる気無いけどなんでもできるよとか、
クラフト系あれこれ手仕事好きよとか、
今でもカラオケだけはオールできるなとか、
そういうのそのままで、何にも諦めないし、やりたい事でできる事は全部手出しして行こうと思ってます。
やってみる。
なんか違う。
やめる。
そのループでいいんだなって。
その中で何度もやりたくなったり、やめないものが残って、また私を形作るんでしょう。
自分のことはアホほどわからない。
わからない事が制限を作らせない。
だから無限の今がたまらなく楽しいんだなと思う。